園長のひとり言

7月といえば

7月といえば昔は「本格的な夏」といったイメージでしたが、ここ数年、6月からがすでに真夏な感じの暑さです。

年々夏の期間が長くなり気候が変わっているようです。

暑すぎる夏、充分な水分補給・栄養補給と休息・睡眠で体調を整えて乗り切りましょう。

 

さて、保護者の皆さんは今、子育ての真っ最中ですね。育児に仕事に家事にと忙しい毎日を送っていることと思います。

育児・仕事・家事と忙しいと何かとイライラはあるとは思いますが、こどもにとっての安堵の場所は「家庭」です。

家庭の中に「笑顔」がどのくらいあるかでこどもの幸福感も変わってくると思います。

「笑顔」のためにはお母さんとお父さんが仲良しなことが大切です。

私も数十年間、子育てをしてきました。その中で気付いたことがあります。

参考になればとお伝えします。

 

小原家の家庭円満の秘訣、その一は「お父さんの皿洗い」です。

お母さんは食事を作ると疲れます。

飲んで遅く帰っても皿洗いは「お父さんの仕事」でした。

その二は「ありがとう」という魔法の言葉です。

お茶を入れてもらったら「ありがとう」、ご飯を作ってもらったら「ありがとう」、洗濯してもらったら「ありがとう」、どのなことにでも、家族誰にでも「ありがとう」を伝えることです。

自然と感謝の気持ちが家庭に溢れることでしょう。

 

早い話、「家事は夫婦で協力しましょう」「家族みんなに感謝し合いましょう」って感じです。

みんなの笑顔が幸せを育てます。

 BY 園長

 

 

2025/07/01 (火) 園長のひとり言  ひいらぎ保育園

雨の季節、6月がやってきました。

この原稿を書いている今日も雨が降っています。

雨は何となく気持ちが沈んではきますが、地球上で生きている命にとってはなくてはならないものです。

雨のありがたさを考えながら雨の季節もこども達と一緒に楽しめたら素敵だなと思います。

 

さて、このところテレビでは「お米」の話題で持ちきりです。昨年の5月には 5 ㎏2000円台だったのが、今は 5 ㎏ 5000 円近くになっています。

1 年で倍以上に値上がりするとさすがに話題にもなると思いますが、それにしても大きな話題になっています。日本人の「お米」に対する思いがとてもよく表れている問題だと思います。

日本人にとって「お米」は毎日食べる主食であるというだけでなく、米で作った鏡餅がお正月に神様を迎える神聖な物でした。

年中行事やお祭りは米の豊作を祈るものがたくさんあり、米、餅、日本酒などが神様に捧げられます。

こどもの頃、お茶碗に米粒を一粒でも残していると「お百姓さんに申し訳ない」といって祖母から叱られたことを覚えています。

また江戸時代は税金として「お米」を納め、米が経済の中心でした。

はるか昔から「お米」が欠かせない「文化」であったことがわかります。

私も「お米」が大好きで、若い頃は毎日、朝ごはんでお茶碗に 3 杯食べていたものです。

今、備蓄米の放出が大きく取りざたされていますが、そのことよりも日本人にとっての「お米の存在」について改めて、みんなで考える機会にしたいものです。

 

 BY 園長

 

 

2025/06/17 (火) 園長のひとり言  ひいらぎ保育園

風薫る5月です。

朝夕は涼しく、日中は心地よい気温となり屋外で活動するにはとてもいい時期となりました。

保育活動でも園外保育で近隣の自然に触れながら季節を感じられる活動を心掛けたいと思っています。

 

私はこの季節が大好きです。

秋から冬にかけて全て落ちてしまった木々に薄緑の新芽が芽吹き始めます。

そして鮮やかに緑に色づき、町中が緑の季節になるとともに、色鮮やかな花達が咲き始めます。

そんな光景を見ていると「命の芽吹き」を感じます。一年のうちで一番「命の輝き」を実感できるのが5月だと思っています。

皆さんもこども達と一緒に感じていただけたら嬉しいです。

 

さて先月、ひまわり組、さくら組のこども達とおいしい野菜塾でお借りしている農園に野菜の苗を植えました。

トマト・キュウリ・ピーマン・バジル・シソです。

こども達は苗の茎を折らないように緊張しながらも上手に植えていました。

まだまだ小さな苗ですが、これからどんどん成長し、実が成ってくると思います。

お迎えの後、帰り際にでもこども達とちょっと寄り道してみてください。こども達が育てる小さな命です。

その野菜の命をいただいて人間の命が充実していきます。

大切な「命の恵み」をこども達に感じてもらいたいと思っています。

 BY 園長

 

 

2025/05/01 (木) 園長のひとり言  ひいらぎ保育園