園長のひとり言

3 月になり令和 6 年度も残り 1 か月となりました。

毎年この時期になると夕方にさくらぐみのこども達の荒馬踊りを練習する姿が見られます。

「大きくなったなあ」とうれしくなる半面、「もうすぐ会えなくなるなあ」とさみしくも感じます。

もうすぐ卒園。

元気なさくらさんを目に焼き付けておきたいと思います。

保護者の皆さんにも、夕方お迎えの時にさくらぐみのこども達の一生懸命な姿を見かけた時は応援していただけたらと思います。

 

さて、子育てっていろんな悩みがありますよね。

こどもの性格や行動に一喜一憂することも多いかと思います。

そんな時、いろいろな人の名言を知ると少し気持ちが楽になることがあります。

 

アルフレッド・アドラーというオーストリアの心理学者の言葉があります。

 

「「暗い」のではなく「優しい」のだ。「のろま」ではなく「ていねい」なのだ。「失敗ばかり」ではなく「たくさんのチャレンジをしている」のだ。」

長所は短所と隣り合わせです。

どうしてもこどものマイナス面が気になってその裏に隠れている長所を見失いがちです。

少しだけ見方を変えるこどもをとらえる心も優しくなると思います。

「よくできたね」とほめるのではない。「ありがとう、助かったよ」と感謝を伝えるのだ。感謝される喜びを体験すれば自ら進んで貢献を繰り返すだろう。」

こどもを「褒めて伸ばす」ということも言われますが、褒められると「自分一人の喜び」ととらえます。

感謝されると「他人が喜んでくれた。自分も感謝された」となり、喜びも倍になるのです。

その体験で世のため人のために働く喜びを得ていくのだと思います。

 

こどもと接するとき、少しでいいので思い出していただけたら嬉しいです。

 by 園長

 

 

2025/03/06 (木) 園長のひとり言  ひいらぎ保育園

新しい年になり早くも一か月がたちました。

歳をとったからなのか、時間の流れが本当に早く感じます。

こんな感じですぐに年末になってしまいそうな気がして、少し怖い気がする今日この頃です。

 

2 月といえば節分ですが、今年の節分はなぜか2月2日になっています。

何で?と思いますよね。

私も?だったので調べてみました。

節分って、元々は「立夏」「立秋」「立春」「立冬」の前の日のことだったそうです。

「新しい季節になる前の日に厄や邪気を追い払う」という日でした。

その風習が「立春」の前の日だけ残ったようです。

太陽の動きをもとにした暦の中で2025年の「立春」が2月3日になるそうです。

なので、その前の日の2月2日が「節分」となるということでした。

2021年に124年ぶりに2月2日になったそうですが、その後たった4年でもう一度なったことに驚いています。

ちなみに1984年まではうるう年には2月4日だったそうです。(私も若かったので覚えていません)

 

こんなことを調べていたら、昔の人たちは太陽や月、星の動きで時間を感じてきたんだなと、遥か昔の時計のない時代を想像してしまいました。

時計で時間に追われて生活している現代の人間とは比べ物にならないくらいゆっくりとした時間の流れがあったのではないかと思い、なんだか少し羨ましくもなりました。

インターネットも、電話も、飛行機や電車、水道、電気、ガス、何にもない時代にいろいろなことを観察し、気付き、形にしてきた人たちへのリスペクトの思いを強く感じました。

便利な時代に慣れきってしまった私たちは戻ることはできないと思いますが、今を作ってくれた過去の人たちに感謝したいと思っています。

 BY 園長

 

 

2025/02/19 (水) 園長のひとり言  ひいらぎ保育園

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

新しい年が始まりました。

と同時に21世紀になって4半世紀となります。

私が若いころは21世紀など遥か遠く感じていたものです。

宇宙旅行ができ、車が空を飛んでいるといった想像をしていました。

そこまではいきませんでしたが、現在は電話線がなくても電話できるし、コンピューターやら人工知能やら昔は想像もしなかったものも生まれました。

時代は流れ、世の中は変わっていくものですね。

どっぷり昭和の私も頭の中を令和仕様に少し変えていかなければと思う今日この頃です。

 

さて恒例の、「私の今年の目標」ですが、年々歳を取り、体力の衰えを痛感しています。

ただ私は往生際が悪いので、「昨年よりも体力アップすること」を目標にしたいと思います。

今年64歳ですので何もしなければ体力は「落ち目の三度笠」です。

歳に抗って一年を過ごせたらと思います。

今年は巳年です。

巳年にあった主な出来事は

1905年、アインシュタインが特殊相対性理論を発表。
1917年、アトランタ大火災。有名な映画「風と共に去る」の舞台にもなったそうです。
1929年、世界大恐慌。
1941年、日本軍による真珠湾攻撃により太平洋戦争が勃発。
1953年、NHK が日本最初のテレビ放送を始める。
1965年、プロ野球のドラフト会議が始まる。なんとプロレス中継の視聴率が 51.2%。
1977年、王貞治選手がホームラン世界記録を達成。
1989 年、昭和から平成へ。
2001年、21世紀となる。アメリカで同時多発テロ。
2013年、富士山が世界遺産に登録などです。

さて今年はどんな出来事があるのでしょう。楽しみでもあり、少し不安でもあります。

 

巳年(へびどし)は蛇が脱皮することから「復活と再生」を意味するため、新しいことが始まる年だといわれているそうです。

コロナで一度途絶えてしまった様々な活動の「復活と再生」が課題の年でもあります。

ひいらぎ保育園の活動を令和のニューバージョンとして創り上げていければいいなと思っています。

今年もよろしくお願いいたします。

 BY 園長

 

 

2025/01/11 (土) 園長のひとり言  ひいらぎ保育園