毎年この時期になると夕方にさくらぐみのこども達の荒馬踊りを練習する姿が見られます。
「大きくなったなあ」とうれしくなる半面、「もうすぐ会えなくなるなあ」とさみしくも感じます。
もうすぐ卒園。
元気なさくらさんを目に焼き付けておきたいと思います。
保護者の皆さんにも、夕方お迎えの時にさくらぐみのこども達の一生懸命な姿を見かけた時は応援していただけたらと思います。
さて、子育てっていろんな悩みがありますよね。
こどもの性格や行動に一喜一憂することも多いかと思います。
そんな時、いろいろな人の名言を知ると少し気持ちが楽になることがあります。
アルフレッド・アドラーというオーストリアの心理学者の言葉があります。
「「暗い」のではなく「優しい」のだ。「のろま」ではなく「ていねい」なのだ。「失敗ばかり」ではなく「たくさんのチャレンジをしている」のだ。」
長所は短所と隣り合わせです。
どうしてもこどものマイナス面が気になってその裏に隠れている長所を見失いがちです。
少しだけ見方を変えるこどもをとらえる心も優しくなると思います。
「よくできたね」とほめるのではない。「ありがとう、助かったよ」と感謝を伝えるのだ。感謝される喜びを体験すれば自ら進んで貢献を繰り返すだろう。」
こどもを「褒めて伸ばす」ということも言われますが、褒められると「自分一人の喜び」ととらえます。
感謝されると「他人が喜んでくれた。自分も感謝された」となり、喜びも倍になるのです。
その体験で世のため人のために働く喜びを得ていくのだと思います。
こどもと接するとき、少しでいいので思い出していただけたら嬉しいです。
by 園長