園長のひとり言

9月ですが

秋の声はなかなか聞こえてきません。

ここ数年の異常な暑さは日本の「四季」を変えているようです。

これからはこの「長い夏」が毎年のように続くのかもしれません。

暑い暑いと言ってばかりではなく、長い夏の過ごし方を考えていかなければならないようです。

 

さて、9月1日は「防災の日」です。

この日に関東大震災が起こったのは100年以上前のことで、その後は首都圏には大きな災害はありませんが、阪神淡路地震、中越地震、東日本地震、熊本地震、能登半島地震と日本中のいろいろなところで大きな地震が発生しています。

また地震の他、大雨による洪水や土砂災害も頻繁に起こっています。

大雨による洪水は世界中で起こっています。

自然災害はいついかなる時に起こるかはわかりません。常に対応の準備をする必要があります。

 

もし夏に大地震が起こり大停電となったら、冷房無しで過ごさなければなりません。

水の確保だけでなく暑さ対策も重要になります。

このところ停電していなくても熱中症で多くの人が救急搬送されている現状があります。

もしも停電が長く続いたらと考えるとゾッとします。

ご家庭でペットボトルの氷を用意するとか、車のガソリンは満タンにしておくとか、食料や飲料水の備蓄や家族の連絡方法の確認等、この機会にぜひともご家庭で災害が起こった時のことを話し合っていただけたらと思います。

自然災害は対岸の火事ではありません。

命を守るためにもしもの時の準備は大切です。

BY 園長

 

 

2025/09/05 (金) 園長のひとり言  ひいらぎ保育園

8月の園長のひとりごと

先日、さくら組のお泊り会を無事実施することができました。

園内での1泊でしたが、「ニジマスのつかみ取り」「流しそうめん」「ゲーム遊び」「キャンプファイヤー」「ナイトプール」「スイカ割」と盛りだくさんの内容でした。

こども達にとっては普段生活している保育園とはいえ、家族と離れて一泊するという体験は貴重なものになったと思います。

登降園の際にはお泊り会という冒険を超えて一回り成長したさくら組のこども達の姿をご覧いただければと思います。

 

さて、本当に暑いです。このところ毎年「一番暑い夏」が続いています。

少し前までは35度を超える猛暑日は特別に暑い日でしたが、今では猛暑日は普通になってしまいました。

私がこどもの頃は、夏休みは学校のプールや虫取り、公園で野球など、外で遊ぶことが楽しみでした。

今では夏休みは冷房の効いた室内で過ごさないと「危険」になっています。

近い将来、頻繁に40度を超える日も普通に出てくるのではないかと不安になってしまいます。

 

今真剣に、地球の温暖化、CO2問題をみんなで考えていくべき最後の時ではないかと思っています。

世界中に熱波が襲い、海水温の上昇による気候の変化や魚の生態の変化等で人間の生活は危機を迎えています。

人間一人一人の力は弱いので、みんなで考え、「小さな努力」を重ねていくことしかできないとは思いますが、今、一人ひとりが考え行動することが「こども達が暮らす未来」を明るくするこになると思います。

「CO2削減」今日から始めましょう。 

BY 園長

 

 

2025/08/01 (金) 園長のひとり言  ひいらぎ保育園

7月といえば

7月といえば昔は「本格的な夏」といったイメージでしたが、ここ数年、6月からがすでに真夏な感じの暑さです。

年々夏の期間が長くなり気候が変わっているようです。

暑すぎる夏、充分な水分補給・栄養補給と休息・睡眠で体調を整えて乗り切りましょう。

 

さて、保護者の皆さんは今、子育ての真っ最中ですね。育児に仕事に家事にと忙しい毎日を送っていることと思います。

育児・仕事・家事と忙しいと何かとイライラはあるとは思いますが、こどもにとっての安堵の場所は「家庭」です。

家庭の中に「笑顔」がどのくらいあるかでこどもの幸福感も変わってくると思います。

「笑顔」のためにはお母さんとお父さんが仲良しなことが大切です。

私も数十年間、子育てをしてきました。その中で気付いたことがあります。

参考になればとお伝えします。

 

小原家の家庭円満の秘訣、その一は「お父さんの皿洗い」です。

お母さんは食事を作ると疲れます。

飲んで遅く帰っても皿洗いは「お父さんの仕事」でした。

その二は「ありがとう」という魔法の言葉です。

お茶を入れてもらったら「ありがとう」、ご飯を作ってもらったら「ありがとう」、洗濯してもらったら「ありがとう」、どのなことにでも、家族誰にでも「ありがとう」を伝えることです。

自然と感謝の気持ちが家庭に溢れることでしょう。

 

早い話、「家事は夫婦で協力しましょう」「家族みんなに感謝し合いましょう」って感じです。

みんなの笑顔が幸せを育てます。

 BY 園長

 

 

2025/07/01 (火) 園長のひとり言  ひいらぎ保育園