園長のひとり言

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

新しい年が始まりました。

昨年は長かったコロナ禍を抜け少しずつ日常を取り戻していくような年でした。

マスクを外していくのも時間がかかり増したが次第にみんなの笑顔をたくさん見られるようにもなってきました。

父母の会では各クラス交流会が行われ、大人同士も少しずつ顔見知り、仲良しになっていけるといいなと思っています。

さて、私の昨年の目標で「週 2 回の筋トレ」ですが、ジムでの 1 時間程度の筋トレだけでなく、家での腕立伏せや、スクワットも入れると何とかクリアいたしました。

今年は少しでも昨年を上回まれるよう励んでいきたいと思っています。

今年は辰年です。

辰年にあった主な出来事は

1868年、前年に江戸幕府が倒れ、「王政復古の大号令」が発令され新しい時代が始まりました。
1904年、日露戦争開始。
1928年、史上初の普通選挙。ラジオ体操放送開始。
1952年、太平洋戦争敗戦後、日本の主権回復。
1964年、東京オリンピック開催、かっぱえびせん発売。
1988年、東京ドーム開業。
2000年、イチロー選手が日本人初のメジャーリーガー。
2012年、東京スカイツリー開業

などいろいろなことがありました。

今年はどんな出来事があるのでしょう。

辰年は十二支の中で唯一架空の生き物である「龍」を象徴します。

龍は大自然の躍動を象徴するもので辰年は物事が成長・発展し形を成す、そんな年になると言われているそうです。

コロナ明け、2 年目です。

ひいらぎ保育園の大人達みんなでこども達のために何か形作れる年にしたいと思っています。

今年もよろしくお願いいたします。

BY 園長

 

2024/01/12 (金) 園長のひとり言  ひいらぎ保育園

早いもので今年もあと 1 か月となりました。

長かった猛暑の夏が終わり、秋が来て涼しくなったと思ったらすぐに冬が来てしまった感じです。

本当に日本の四季が変わってしまったようです。

長年日本人の心を豊かにしてきた日本の季節感が変わってしまうのはとても悲しいことです。

それぞれの季節の長さは変わっても、春夏秋冬を楽しむ日本人の心は大切にしたいものです。

さて、このところいろいろな市や町の首長による職員に対するパワハラが話題となっています。

受け取る側がそう思えばハラスメントになってしまいますので組織の中で活動するうえでは本当に注意しなければならないことだと思っています。

私も保育園に入って 35 年になります。最初は 27 才と若かったので職場はほとんどが年上の人たちでした。

35 年が経ち、その頃と今では周りに対する影響はずいぶん違っていることをいつも自覚するようにしています。

27 才の私が 62 才の上司を当時ならどんな風に感じていたかを意識するようにしています。

もともとは体育会系でしたが今もそれだと、職員たちは怖がるだろうと思い、できるだけ優しい言葉がけを心掛けています。
(自分ではそう思っているのですが、、、。)

こども達へも同じだと思います。

ご家庭でもそうだと思います。

お母さん、お父さんがどんな風にこども達への声掛けをするかでこどもの心も変わってきます。

みんなが穏やかで朗らかな言葉がけをすることで家庭の空気も優しくなってきます。

穏やかな家族の会話の中に可愛いこどもの笑顔を見ながら安らかに笑い溢れる家を育んでいただきたいと思っています。

BY 園長

 

2023/12/01 (金) 園長のひとり言  ひいらぎ保育園

11月です。

暑かった時期が長かったせいでしょうか。

秋になったと思ったら、すぐ冬が来てしまいそうな感じです。

巷では将来的に春と秋がなくなって「四季」ではなく「二季」になってしまうかもしれないなどと言われています。

昔から日本人は「四季」の季節の移ろいを感じながら心を豊かにし、様々な文化を育んできました。

本当に「二季」になってしまうとは信じたくありませんが、「四季」のある間はこども達と一緒にそれぞれの季節を感じていきたいものです。

さて、このところ世界中の様々なところで争いごとが起こっています。

ウクライナでの戦闘はすでに2年近く続いています。

さらにイスラエルとパレスチナでは10月に入って大きな戦闘があり、多くの民間人が犠牲になっています。

とても悲しいことです。

そんな中、日本は今でも平和に暮らしています。

島国でどの国とも陸地の国境を持たないということもありますが、私は古くからの日本の考え方も影響していると思っています。
世界での争いごとの多くは宗教的対立が影響していることがあります。

日本は昔から「八百万の神(やおよろずのかみ)」と言われ、あらゆる自然物、自然現象全てに神が宿るとされてきました。

「トイレの神様」という歌がありましたが、本当に烏枢沙摩明王(うすさみまみょうおう)という神様があるそうです。

どんなものにも神様がいてそのすべてを大切にするという日本人の心が少しでも世界に広まっていけば争いごとも減り、平和も広がっていくのではないでしょうか。

この日本人のおおらかな神様への意識をこども達に伝え、これからもずっと大切にしていきたいと思っています。

BY 園長

 

2023/11/01 (水) 園長のひとり言  ひいらぎ保育園